こんにちは！安城ハピネス接骨院です。

アキレス腱炎（アキレスけんえん）は、かかとの上からふくらはぎにかけて走る「アキレス腱」に炎症が起こることで痛みが生じる疾患です。歩行やランニング、ジャンプなどの動作に大きく関わる重要な組織であり、負担が重なると誰にでも起こり得ます。スポーツをされる方だけでなく、普段運動をあまりしない方でも発症するため注意が必要です。

アキレス腱炎の主な原因

アキレス腱に繰り返しストレスが加わることで炎症が起こります。代表的な原因は以下の通りです。

• ランニングやジャンプ動作のしすぎ
  急な運動量増加やフォームの乱れでアキレス腱に負担が集中します。

• ふくらはぎの筋肉の硬さ
  下腿三頭筋（ふくらはぎ）が硬いと、歩く・走る動作のたびにアキレス腱が強く引っ張られ、炎症が起きやすくなります。

• 足首の柔軟性不足
  可動域の低下は衝撃吸収機能を下げ、アキレス腱に余分な負担をかけます。

• 合わない靴や硬い地面での運動
  クッション性の低い靴やハードなコートは負担となりやすい要因です。

• 加齢による腱組織の変性
  年齢とともにアキレス腱の柔軟性や血流が低下し、炎症が生じやすくなります。

アキレス腱炎の症状

• かかと上部〜アキレス腱周囲の痛み

• 歩く、走る、つま先立ちで痛みが出る

• 朝の動き始めに特に痛い

• 押すと痛い、腫れや熱感がある

• スポーツ後に痛みが強まる

痛みを我慢して動き続けると炎症が悪化し、慢性化することもあります。

自分でできる対処とケア

① アイシング（初期の炎症が強い時期）

痛みが出始めた直後は、まず冷やすことで炎症を抑えられます。10〜15分を目安に行いましょう。

② ふくらはぎのストレッチ

筋肉の柔軟性を高めることでアキレス腱への負担が減ります。痛みのない範囲でゆっくり伸ばすことがポイントです。

③ 無理のない範囲での運動調整

痛みがある時はランニング量やジャンプ動作を減らし、回復を優先させることが大切です。

④ クッション性のある靴やインソール

足への衝撃を和らげるため、シューズ選びやインソールの見直しが有効です。

接骨院での治療とサポート

アキレス腱炎は、繰り返し負担がかかることで治りにくくなることがあるため、早めの専門的なケアが大切です。当院では以下のような施術を行います。

• 超音波治療で炎症の軽減と組織修復をサポート

• 手技療法でふくらはぎや足首まわりの筋緊張を改善

• テーピングでアキレス腱への負担軽減

• 運動指導・ストレッチ指導で再発防止

特にふくらはぎの柔軟性改善は効果が高く、早期回復に繋がります。

放置は禁物！早期ケアが改善の近道です

アキレス腱炎は自然に治ると思って放置してしまうと、慢性的な痛みに変わり、長期間スポーツができなくなるケースもあります。運動中や歩行時にかかと周りに違和感や痛みを感じたら、できるだけ早く相談することをおすすめします。

 

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