〜痛み予防のために知っておきたいチェックポイント〜

普段履いている靴の裏、どこが擦り減っていますか？
実はその擦り減り方には、身体の使い方や姿勢のクセがしっかりと表れています。
放っておくと膝や腰の痛みにつながることもあるため、靴底は身体からの大切なサインといえます。

今回は、擦り減りのパターン別に考えられる原因をご紹介します。

①かかとの外側が減る（外側ばき）

最も多いタイプの擦り減り方です。
歩く際、踵の外側から着地することが一般的ですが、過度に外側へ体重が乗るとこの症状が目立ちます。

✔考えられる原因

• O脚傾向

• 股関節や足首のねじれ

• 太もも外側の筋緊張

• 重心が外側へ逃げる歩き方

放置すると、膝外側や足の小指側に痛みが出やすいので注意が必要です。

②内側が大きく擦り減る（内側ばき）

足が内側に倒れる「過回内（オーバープロネーション）」が疑われます。

✔考えられる原因

• 扁平足

• X脚傾向

• 内股歩行

• 足首・膝・股関節のバランス不良

放置すると外反母趾や膝痛、足底の痛みにつながることがあります。

③つま先側が強く擦り減る

つま先で地面を蹴る力が強すぎる、または前傾姿勢が習慣になっているサインです。

✔考えられる原因

• 大股で歩きすぎている

• ふくらはぎ前面への負担過多

• 反り腰の可能性

• ハイヒールを履く機会が多い

足首の負担やふくらはぎの張り、腰痛の原因になりやすいパターンです。

④左右差がある擦り減り方

右と左で極端に減り方が違う場合は要注意。

✔考えられる原因

• 骨盤のゆがみ

• 長年の姿勢のクセ

• ケガ後の片脚かばい歩行

• 脚長差（左右の足の長さに違い）

身体のバランスの乱れが大きく影響している可能性があります。

・靴底を見れば健康状態がわかる！

✔靴底のチェックは 月に一度
✔擦り減りがひどい靴は負担が大きくなる前に交換
✔靴選びは専門家に相談がおすすめ

・当院でできるサポート

当院では、歩行や姿勢・骨盤のバランスを評価し、それぞれに合わせた施術・トレーニングを行います。

• 膝や腰が痛くなる

• 疲れやすい

• 靴底の擦り減り方が気になる

そんな方はお気軽にご相談ください！

靴は身体の状態を映す鏡です。
靴底をチェックして、快適な歩行と健康を守りましょう！！