こんにちは！安城ハピネス接骨院です。

今日は胸郭出口症候群の対処法について紹介します。
胸郭出口症候群は、首から腕にかけて走る神経や血管が、鎖骨や肋骨、筋肉によって圧迫されることで起こる症状です。腕や手のしびれ、肩や首のこり、握力の低下、さらには冷感やだるさといった不調が現れます。特にデスクワークやスマートフォンの使用が多い方、姿勢不良が続く方に多く見られるのが特徴です。

この症状の大きな原因は「姿勢」と「筋肉の緊張」です。猫背や巻き肩になると、胸の前の筋肉が縮み、首や肩周りの筋肉が硬直しやすくなります。その結果、胸郭出口と呼ばれる神経や血管の通り道が狭まり、圧迫が起きてしまいます。

対処法としては、まず姿勢の改善が欠かせません。背筋を伸ばし、肩を少し後ろに引くだけでも神経や血管への圧迫が和らぎます。長時間同じ姿勢を避け、定期的に首や肩を回すストレッチを行うことも有効です。また、胸の前の筋肉を伸ばすストレッチや深呼吸を意識することで、胸郭周囲の柔軟性を保つことができます。

当院では、硬くなった首や肩周囲の筋肉を和らげ、血流と神経の通りを改善する施術を行っています。手技療法や電気治療によって筋肉の緊張を取り除き、骨格のバランスを整えることで、症状の軽減と再発防止を目指します。加えて、日常生活での正しい姿勢やセルフケア方法も丁寧にアドバイスいたします。

胸郭出口症候群は放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。早めのケアと生活習慣の見直しで、快適な体を取り戻すことが可能です。腕や手のしびれやだるさにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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